( ‘A`)明るく、楽しく、お酒の飲み方もお金の使い方も豪快で、キャバクラの遊び方を知っているような、男性客というのは実は稀な存在でしょうか。
大半がキャバクラを何か別のものと勘違いしていたり、キャバ嬢たちから痛客と、ひとくくりにされてしまうことも多いでしょうか。
中にはいませんか?どうしても好きになれないお客様が。
お金を使ってもらう以上は、おもてなしをしないといけないわけですが、まったく会話が弾まなかったり、マイナス発言ばかりでこちらの気が滅入ってきたり、「嫌い」ではなく「苦手!」というお客様ほど攻略が難しいと言われています。
今回は、ひっくり返せば太客となり得る可能性を秘めた、苦手なお客様との接し方を学んでいきたいと思います。
[toc heading_levels=”2,3″]【キャバ嬢の戦術】キャストから苦手意識をもたれやすいお客様の特徴とは?
( ‘A`)人によってぜんぜん違うでしょうけど、代表的な例をいくつか挙げてみました。
ぜんぜんしゃべらない
( ‘A`)基本的に自分からしゃべらないお客様。
緊張していたり、女性に対して免疫がなかったり、お付き合いで嫌々、来店していたりと、さまざまな状況が考えられますが、寡黙な男性はキャバ嬢泣かせの上位ランカーといっても過言ではありません。
いろいろと話題をふるんですけど、「うん…」、「そうですね…」と、会話のキャッチボールは続かず、テーブルは常に沈黙が支配します。
常に不機嫌
( ‘A`)オレはナンバーワンを指名したんであって、お前なんて望んでねーんだよ!とでも言いたいのか、席に着く女性すべてにオフェンシブな態度で臨む強硬派。
マッチングという点ではかなり難易度が高く、キャバ嬢はもちろんのこと、付け回し担当の黒服さん泣かせでもあるお客様でしょうか。
おさわり、下ネタ常習犯
( ‘A`)キャバクラでは、多少のおさわりなどは許容、黙認される傾向にあります。
ある程度は自分で防衛しなくてはいけないのですが、一応はお客様なのでニコニコしていないとイケないのが辛いところですよね。
下ネタもあまり過剰に反応するわけにもいかず、乗ってしまうと周囲のヘルプさんにも影響が及んでしまうので、取り扱い注意な案件となるでしょうか。
【キャバ嬢の戦術】苦手なお客様の迎撃マニュアル
( ‘A`)一番ダメなのは常に無策でいることです。あの手この手で対処方法を編み出しましょう。
美点凝視&アバター着せ替え
( ‘A`)営業マンなんかを対象としたハウツー本なんかでも載っているかもしれませんが、相手の短所ではなく長所を見出すというものですね。
これまで苦手だなと感じるお客様に対しては、イヤなところばかり見ていたのではないでしょうか?
美点凝視は逆に相手の長所を見出しては認めるというスキルになります。
見方を180度変換するというものですが、ヴィジュアルも同時に変換するのも大いにアリかもしれません。
方法は簡単(?)で、苦手なお客様を好きな俳優や芸能人だと思いこむというものです。
SNSのアバターを変更するようには簡単にはいきませんが、意外と効果があるかもしれません。
先生と生徒の間柄を構築する
( ‘A`)人間は饒舌タイプでも無口なタイプでも、自分の得意分野になるとペラペラと語り始めるものです。
とにかく苦手なお客様を先生と捉えて、知らない話題や分野について素直に教えてもらうとよろしいかもしれません。
なぜなら、相手を気持ちよく喋らせれば「女の子と会話したい」、「知識をひけらかしたい」、「自分に興味を持ってもらった」という欲求を満たすことができるからです。
無口なお客様だとなかなか会話が成立しませんが、そんなときは「美容院トーク」を発動しましょう。
初対面の美容師さんは、芸能、時事、ファッションなど、アレコレと話題を振ってきませか?
あれって、何がハズレでどれが当たりかを選別する作業でもあるんです。
何とか当たりの話題を掘り当てることができれば、あとはお客様が喋りだしてくれるかもしれません。
私の過去の経験では「iPhone」が正解だったことがあります。
自称、アップル信者のお客様で、各種製品について喜々として語ってくれました。
沈黙には沈黙を
( ‘A`)寡黙なお客さまをいかにして口を開かせるか?
あまりに多くの質問をガンガン放り込むのは得策と言えない場合もあり、下手すると質問ではなく尋問になってしまうこともあります。スローペースなお客様だと、こちらの質問に対して熟考してから返答するというのんびりとした男性もいます。
気の短いキャバ嬢だと焦ってしまい、お客様が返答する前に次の質問をぶつけてしまい、せっかくのチャンスを不意にしてしまっている何てこともあるかもしれません。
そこで、提案したいのは寡黙なお客様に対しては、こちらも沈黙で応えるというものです。
何も30分も黙っていろというわけではありません。長くとも10分ぐらい、基本は3~5分ぐらいを目安に沈黙を続けてみるのもアリと言えるでしょうか。
場が沈黙することを嫌うのはキャバ嬢だけでなくお客様も同様かもしれません。
もしかしたら、沈黙を嫌ってお客様の方から何かを切り出すかもしれません。時と場合によってはじっと待ってみるのも良いと思います。
どうしても沈黙が続くのであれば、前述の美容院トークをぶつけてみたり、スマホなどの持ち物について伺ってみたりと、事態を好転させるべく全力を出しましょう。
まとめ
( ‘A`)好きなお客様はかっこいい部分ばかり見ていて、苦手なお客様に対しては足元ばかり見ている。
仕方のないことですが、視点をちょっとばかしズラす努力も必要なのかもしれません。