今回のテーマは「キャバクラの細客と太客」です。
はじめましてなお客様が、やがては毎日のように顔を合わせる常連様になってくれると、キャバ嬢の懐もホクホクです。
中には月に数回だけやって来るお客様もいたりと、キャバクラの夜というのも、実にバラエティに富んでいるものでしょうか。
こういう言い方もどうかと思うのですが、どうしても天びんにかけてしまうのが、
太客さんと細客さんのお二方です。
どちらも自分を懇意にしてくれるお客様に変わりはないのですが、
後者を蔑ろにしている女性ほど、長いスパンで見ると損をしているとかいないとか。
今回は細客さんと太客さんにスポットを当ててみたいと思います。
キャバクラのスラング|細客と太客
夜の世界は業界用語であふれています。
太客の特徴
単純明快に、キャバクラで威勢よくガバガバと大金を使ってくれるお客様を意味します。
いわゆる上客と呼ばれる存在ですね。
宵越しのお金を持たないというタイプよりも、月にいくら使うか?を予め決めている場合も多いとか。
どちらにせよ、本指名を受けたキャバ嬢はバブル期に突入するため、どうしても接客に偏りが生まれてしまうことも間々あるでしょうか。
羽振りの良さが際立つので、来店すると店内のキャバ嬢が落ち着かなくなることも。
細客の特徴
太客の対義語である細客は、キャバクラであまりお金を使わない男性を指すスラングです。
一応、常連様という捉え方が適切かもしれません。
しかし、キャバクラのお遊びを知らないという厳しい見方もできますし、
ケチと見るか倹約家と見るか、ホントにお遊びするお金がないのか、
キャバ嬢にとっては相手の懐具合を含めて見極めどころです。
なんか辛気臭いな~!これじゃ女の子のテンションも上がらないぜ!
すべての細客さんがケチとかではありません。
【キャバ嬢の審美眼】太客を装う一見さんに気をつけよう!
詐欺のシーンでは加害者となる女性は自分を貧しくみせようとするけど、
男性は弁護士を騙るなど自分を大きく見せようとする傾向にあるそうです。
さりげなく金持ちアピール
( ‘A`)腕に燦然と輝くロレックスの腕時計!
でもパチもんというオチなんだけど、パッと見だとよくわからないため、
時計など持ち物だけでリッチな男性だと決めつけるのは、時期尚早です。
中にはキャバ嬢に投資を持ちかけて、大金をだまし取る輩もいるので、甘いお話には気をつけましょう。
第一印象をシャンパンでリードする
( ‘A`)初来店で、はじめまして。
お次はお値段そこそこのシャンパンなどの抜きモノ(コルクでふたをするお酒)をオーダーして、
キャバ嬢を驚かせて好印象を抱かせようという手口ですね。
売上にもつながるし第一印象で「もしかしてお金持ち?」と思わせることで、強烈なインパクトを与えようというのが男性側の狙いです。
【細客の方がマシ?】使った分は回収しようとする太客さんの特徴
キャバクラに大金を落としてくれるありがたい存在ですが、「俺は神客だ!」と勘違いされると困りものです。
気分にムラがある
( ‘A`)ちょっと気持ちが移り気といいますか、その気になればいくらでも鞍替えが可能な羽振りの良さです。
ちょっと強引なアフターや休日デートのお誘いだってガンガン仕掛けてくるでしょう。
ちょっとでも反応が鈍いとなれば「もう指名しない」という脅しのようなセリフも飛び出てくるなど、かわし方もひと苦労でしょうか。
背景には「たくさんお金を使ったから」という思惑があるためですね。
店外で切り時を模索する
( ‘A`)太客さんは、月に○○万円は使ってる!という自負があります。
これだけ使ったんだからちょっとぐらいは…と店外のお誘いをかけるわけですが、指名のキャバ嬢が乗ってこないとなれば
「これは切り時かな…」とか思っていることも多いです。
んでもって正解を模索するため、ホスラブとかガルちゃんとかに書き込んでは、他人の意見に耳を傾けてみたり。
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太客の裏の顔…もしかして深夜のお客様?
( ‘A`)毎晩ピンドン抜きまくりで、どうにも羽振りが良すぎる場合、やべぇ稼業に手を染めているという可能性もあるでしょうか。
単純にキャバ嬢と太客さんという構図が変わらなければよいのですが、
プライベート返上でお付き合いしていかないと、いけないような関係性にまで発展すると、何だか面倒なことに。
レアケースではありますけどね。
通称「深夜の客」っていうのは、=反社みたいなもんです。
【キャバクラ】ひとりの太客さんに頼りすぎると…
( ‘A`)細客さんを蔑ろにして、バブリーな太客さんを後生大事に接客するのも大いに結構です。
しかし、上述のように、お金ですべて解決できる世界に棲んでおり、ムラっ気がある分、
急に他のお店へ鞍替えされたりと、来店がパタりと止んでしまうこともよくあります。
そうなるとどうでしょうか?
9:1ぐらいに偏重接客をしていたものだから、売上はガクッと落ちてしまい、キャバ嬢としての人気も急下降。
ナンバー圏外へ、すっ飛ぶのも夜の世界ではよくある光景ですよね。
太客ばかり大事にしてた嬢のバースデーが、来店したの太客二人だけ、店がら空きで盛り上がらなかったって話があったな。
引用:キャバ嬢への想いが冷めた言動って…(page13) – ホストラブ東海版
http://tokai.hostlove.com/tk_caba/20141210120008/13
【キャバクラ】1人の太客さんよりも、50人の細客さん?
( ‘A`)1回来店あたりの単価が低いからと言っても、堅実な細客さんを何人も抱えているキャバ嬢は不況に強いです。
月1でも週1でもルーティーンワークのように、せっせとキャバクラに通ってくれる男性は真面目なタイプが多いかもしれませんね。
性格的にも、どんちゃん騒ぎとか羽目を外すことは少ないかもしれないけど、キャバ嬢が勤務先を変えても懇意にしてくれることも多いような気がします。
大勢の細客さんを抱えると連絡が大変なため、マメな顧客管理がカギを握ると言えるでしょうか。
細客さんでもこまめなで密な連絡がキーポイント
太くても細くても自分と懇意にしてくれるなら、LINEや電話による、
ちょっとした会話が今後の発展性を拡大する可能性を秘めています。
細客だからといって蔑ろにせず、平等に扱うことで、普段の接客にも違いが生まれたりするものです。
相手も人間ですので、義理堅い一面を見せてくれることもあり、普段はしてくれなかった指名や、ボトルを入れてくれたりと、これまでの営業努力が実を結ぶ瞬間が見られることもあります。
細客さんでも話はしっかりと聞く
ヴィジュアル以外で売れてるキャバ嬢の条件のひとつに「聞き上手」があります。
キャバ嬢が口を開かなくとも、うなずくタイミングをマスターすることで、
「この人はきちんと話を聞いてくれている」と思わせることが出来ます。
やる気の有無とか、態度や表情に出るので、適当接客してると簡単に見抜かれるものです。細客さんは機微に敏感な人多いですからね。
キャバクラ 細客|まとめ
( ‘A`)手札が5枚あるとして、収入面を考えると、1枚の太客さんと4枚の細客さんを選ぶのか、手札5枚の細客さんかで営業スタイルも変わっていきそうですね。
レジェンドクラスのキャバ嬢ともなると、5枚すべてが太客さんであることも珍しくはないロイヤル・ストレート・フラッシュ状態なので、メンツは強烈と言えそうです。