( ‘A`)世の中、表があって裏があり、裏があるから表があるというように、すべての物事は表裏一体で形成されているのかもしれません。
キャバクラなどの表の世界にも王道があり、その影には外法と呼ばれるような禁断の裏技があったりします。
ひとつは、ウーロンハイと偽ったノーマルな烏龍茶をガバガバと流し込み、飲み負けて泥酔したお客様の了承をきちんと取らずに高額なボトルを勝手に注文する「ウーロン酔拳」、そしてもうひつとが「裏引き」と呼ばれるものです。
水商売ではよくあることなのですが、今回はキャバクラにおける裏引きについて学んでいきたいと思います。
【キャバクラ用語】裏引きとは?
( ‘A`)本来であれば、キャバクラやクラブといった「箱」があって、その箱の中で女性キャストと男性客がマッチングするわけですが、この箱をすっ飛ばしてどこか別の場所で落ち合うことを「裏引き」と言います。
もちろんお遊びですので当事者間で金銭が発生するわけですが、キャバ嬢からすればお店よりも多くの金銭が自分に流れ込んできますし、男性からすればお店よりも長い時間、一緒にいられるし、本指名だなんだとアチコチのテーブルへと行ってしまうこともないので、独占欲を満たせます。
いちばん、面白くないのはお店側です。せっかく出会いの場を提供しているのに、店外でお遊びされても1円にもならないですからね。女性はバレたらクビも有りうるし、お店には居づらくなるでしょうか。
キャバクラの甘い誘惑「裏引き」のリスクとは?
( ‘A`)ちょっとぐらい大丈夫だろうと思いがちですが…。
金銭感覚がバカになる
( ‘A`)キャバクラで働くよりも単価が高くなる場合もある裏引き。何だか真面目に仕事するのがバカらしくなるし、お仕事にも身が入らなくなり、どうしても裏引きと比較してしまう自分が現れてしまうでしょうか。
華やかに見える裏引きの世界と、色あせて映るキャバクラでの接客という感じですかね。裏引きから転じて愛人に至るケースなのカモ。
店内だと紳士なのに…
( ‘A`)キャバクラ店内だと丁寧に扱ってくれるのに、店外に移った途端に雑になる男性はそれなりにいます。
やっぱり、キャバクラというお店自体が機能している証拠といいますか、何かあれば黒服さんやら、ケツ持ちやらが出てくる先入観もあるし、実際にそうだと思います。
そういった店内ルールが敷かれフィールドであれば、働くキャバ嬢たちも守られた環境に身を置きながらのお仕事となりますが、すべてが自己責任となる裏引きでは誰も守ってくれません。
関係が崩れた時に金を返せ!と言われる
( ‘A`)男性側からすると「裏切られた!」とか、「あんなに可愛がってやったのに!」とか思うのかもしれませんが、何かの拍子に関係性が崩壊することってありますよね。
特にキャバクラ何かだと、高価なジュエリーとかバッグとか腕時計とか、キラキラしたものをプレゼントしてくれるリッチな男性もいらっしゃいますけど、お互いの意思疎通がうまく行かなくなると途端に手のひら返しで、今までの愛情が憎悪に反転してしまうケースも間々あります。
そうなると「あのときのプレゼントを返せ!」と鬼気迫る勢いでプレッシャーをかけるのですが、裏引きでも同様のシチュエーションが容易に想像できるでしょうか。困ったことにお店には相談できない案件となるんですよね。
裏引きの過去を材料にゆすられる
( ‘A`)お店にバラすぞ!という脅迫パターン。
勘違いしてストーカーと化す
( ‘A`)ウソでもホントでも借金があるとか、学費が必要とか、キャバ嬢のそういった言葉を信じたお客様が、比較的大きな金額を手渡してくることがあります。
足長おじさんのような存在に見えるかもしれませんが、男性からしたら「自分のオンナ」と勘違いしてしまいます。
愛人になることを要求してきたり、行動は次第にエスカレートしてしまい、最後はストーカーのような姿になってしまうことも実際にあります。
キャバクラならではの恐怖体験アンビリバボーですね。
まとめ
( ‘A`)裏引きの魔力はなんといってもお金ですけど、正攻法の接客と天びんにかけた場合、どちらに強く重く傾くか?お分かり頂けたかと思います。