( ‘A`)年末年始はお客様でごった返し、店内の熱気はムンムン、懐はウハウハ!
という天にも昇るような絶頂期を経験したキャバ嬢ほど、年明けから段々と日数が経過していく中で「ありゃ?お客さん来ないゾ?」と、恐怖の閑古鳥を目の当たりにしてしまったという方も多いのではないでしょうか?
客足が途絶えてしまいノーゲス待機とか、ホントに勘弁してほしい状況ですけど、水商売ならではのキャバクラには、繁忙期と閑散期があることを知っておくことも重要かもしれませんね。
今回はリアクションではなく、自ら行動を起こすアクションが求められる閑散期の捉え方について、勉強していきたいと思います。
目次
【キャバ嬢の憂鬱】キャバクラの閑散期・繁忙期とは?
( ‘A`)要は客足が伸びやすい時期、落ち込みやすい時期ですね。
下記はあくまで一般的な人の流れであるため、例外もありますし、キャストによっては2月よりも3月がヒマ~など、タイミングはいろいろです。
繁忙期
( ‘A`)経験者なら分かると思いますが、こちらから営業かけなくとも、お客様がドンドン押し寄せてくるような時ですね。
前述でも少し触れましたが、特に12月~1月の年末年始は集客が見込める稼ぎ時です。
優良店であったり、人気のお店だと猫の手も借りたくなるほどの盛況ぶりとなるでしょうか。
サラリーマンや公務員であれば、ボーナスもとっくに支給されているし、年の瀬や年明けという独特の高揚感も手伝ってか、お財布の紐がゆるくなっている傾向にありますよね。ここを逃してはならない!とキャバ嬢も躍起になります。
閑散期
( ‘A`)世間一般で言うところの「魔のニッパチ」をご存知でしょうか?
2月、8月は物が売れないとも言われている時期なのですが、年末年始でたくさんお金を使って倹約傾向にもなりやすい2月は、28日間しかないのもあって、飲食店をはじめとしたキャバクラでも売上が少なくなりがちです。
また、8月は家族のいるお客様であれば、旅行に出かけるなど、旅行代理店であったり、各種交通機関、旅行客を見込んでいるお店などが、潤う傾向にあるでしょうか。
キャバクラでも地方からの団体さんが、やって来ることもあるんですけどね。
また、寒い暑いという気温の影響は散財しようという気持ちを削ぐようです。
【キャバクラの閑散期】判で押したように客足が急に途絶える理由とは?
( ‘A`)いろいろと仮説を立ててみました。
2~3月:確定申告をして所得税を支払った
( ‘A`)自営といいますか、個人事業主の人は、毎年憂鬱な時期が2月、3月の確定申告ですよね。
確かに、遊びにお金使おうという気持ちには至らないカモ。
6月:特別住民税・都(県)民税
( ‘A`)何気にお高いので精神的ダメージがでかい税金ですね。
4回に分けて支払うようになっていますけど、私は一度に全期分を支払うので、しばらくは家でおとなしくしていることも多いです。
6月:予定納税で追い打ち
( ‘A`)前年度の所得税を15万円以上支払っていると、翌年の6月に予定納税なる納付書が届きますよね。
来年分の所得税の一部を前払いしてね(ハート)みたいなやつです。
今年の売上がふるっていないときに来るとイラッとします。
前年と本年とで所得にギャップがあるのであれば、減額申請もできるみたいですけど、私は面倒なので言われるがままに支払いました。
8月:個人事業税
( ‘A`)おおよそ290万円の控除が適用されると思うので、ほかの税金と比べると少額になりやすいですけど、それでも痛いです。
11月:予定納税の第2弾
( ‘A`)もうため息出ちゃう。
【キャバ嬢の憂鬱】死活問題!閑散期にありがちなオーマイガー
( ‘A`)OMG!
お給料が激減
( ‘A`)キャバクラにお客様が来ない→店内は閑古鳥→売上が出ない→給料少ない。
当然の負のスパイラルですけど、過去最高の収益!とか、今までにないぐらい大金を稼げた!というキャバ嬢ほど、「先月はボロ儲けだったのに…」という衝撃を受けることになるでしょうか。
例えば月に30~40万とかが当たり前になってくると、生活も贅沢になるし、お給料ダウンの反動は凄まじいですよね。
恐怖の出勤調整
( ‘A`)閑散期に限らずですが、お仕事のできないキャバ嬢は、出勤早々に早上がりを命じられることも珍しくはありません。
お店も経営状態が苦しくなる閑散期は、キャストに対するあたりも強くなりますし、余裕がない時ほどイライラしてしまうものです。
シフトだって満足に組ませてもらえないでしょうか。
出ていくのはため息と経費ばかり
( ‘A`)1円もかけずに出勤できるのは、どペーペーの頃まで。
お店によっては福利厚生費という謎の徴収があったり、ヘアメイクだってタダではありませんし、タクシーよりはマシだけど時間帯によっては送迎を利用せざるを得ないこともありますよね。
ただでさえ振るわないのに、ノーゲス状態だともらえるお給料もスズメの涙に。
【キャバクラの閑散期】次なる繁忙期に備えて出来る準備や行動
( ‘A`)結局、お客様を呼べればOKなわけで、調子の良いときにこそ、閑散期の備えをするというのが賢いキャバ嬢の一手というやつでしょうか。
思い切ってアフターを提案してみる
( ‘A`)普段なら行かないし、いつも断ってばかりなので、ここぞとばかりにアフターをエサに、お客様をおびき寄せるという戦法ですな。
「いつもお誘いを断ってばかりなので…」という切り口から様子をうかがってみるのもアリでしょうか。
来店の確約が取れればとりあえずはOKですけど、閉店後はアフターなのでお客様選びは慎重に。
移籍という選択肢
( ‘A`)これはパチスロやパチンコあるあるにも通ずるかもしれませんが「あの台を打ち続けてればよかった!」ということもあれば、「やっぱり移ってよかった~」ということもありますので、働く職場を変えるという選択肢を検討中というのであれば、よく考えましょう。
ライバルの少ないお店や、新規OPEN、界隈エリアでは有名な老舗店など、閑散期にはどれも魅力的に映るものですが…。
過去に少しだけ連絡したことがあるお客様をノック
( ‘A`)可能性はすこぶる低いですけど、ダメ元でアタック。
連絡先の掘り起こし作業ですね。
閑散期を睨んで普段から人脈作りを意識する
( ‘A`)どんな業種、分野にだって閑散期は同様に訪れます。
いざという時に備えて、アフターが苦手でも乗ってみたり、お客様のワガママに少しだけ耳を傾けてみたり、普段から「貸し」を作っておくことも、大切な接客の方法というやつかもしれません。
義理人情というのは意外とハートに響くことも。
笑顔を忘れずに
( ‘A`)完全歩合な感じで生活しているプロのキャバ嬢ほど、閑散期にココロの余裕と笑顔が奪われがちです。
考えた方も少々、狭くなりがちでもあるでしょうか。
大切な商売道具の輝きを曇らせないように気をつけましょう。
いや、ほんとマジで大事だと思いますよ。
眉間にシワが寄っているとあっという間にブス顔が定着してしまいます。
まとめ
( ‘A`)私も毎年、1月中旬以降~2月いっぱいは不安で不安で、寝る前に電卓を叩きでもしないと寝られません。
必ず雪解けの時期がやって来ると、一生懸命に頑張るしかないですよね。
ただ、春がくるのをじっと待つのではなく、冬(閑散期)を忍耐と捉えて、己の刃をせっせと研ぐ(影の努力)こともアリだと思います。
閑散期だからこそ、閑散期にしか出来ないこともあるかもしれません。